フードデリバリーサービス UnterEats では会社のブランド価値と輸送効率を同時に高めるため,世界的デザイナーX氏がデザインした専用の容器で料理を運んでいる.
この素晴らしい容器であるが,実際に使用する配達員たちからの評判は非常に悪かった.取っ手がついていないのだ.配達員たちはちょうどバランスのよいところで容器を下から支えなくてはならず,バランスを崩して料理をダメにしてしまう事故が頻発していた.
UnterEats 社は取っ手をつけようとしたのだが,X氏に相談したところ「私のデザインに誤りがあるはずがない」と逆上され,それでも付けようとすると訴訟をちらつかせてくる始末であった.仕方なく UnterEats 社のソフトウェアエンジニアであるあなたが料理の配置から容器をどこで持てばいいか計算するソフトウェアを開発することとなった.
この容器は正方形の枠が縦 H 行,横 W 列にわたって敷き詰められた形状になっている.上から i 行目,左から j 列目の枠に重さ vi,j の料理が入れられているとき,次の条件を満たす実数の組 (r, c) を求めてほしい.
Σi,j vi,j(i-r) = 0 かつ Σi,j vi,j(j-c) = 0
入力は 50 個以下のデータセットからなる. 各データセットは次の形式で表される.
H W
v1,1v1,2...v1,W
v2,1v2,2...v2,W
…
vH,1vH,2...vH,W
1 行目には,容器の大きさを表す 2 つの整数 H と W (1≤ H,W ≤ 100) が与えられる.2 行目から H+1 行目には,各行に数字のみからなる W 文字の文字列が与えられる.i+1 行 j 列目の数字が表す数が vi,j (0≤ vi,j ≤ 9)である.それぞれのデータセットについて vi,j の総和は正である. 入力の終わりはスペースで区切られた 2 つのゼロからなる行で表される.
各データセットに対し,r と c をこの順でスペース区切りで 1 行に出力せよ.r, c ともに真の解との絶対誤差が 10-6 以下であるとき,その出力は正解とみなされる.